トレンドとなっているSNSアプリや社内SNS、公式SNSアカウントなどの開発案件をこなせるようになるとフリーランスエンジニアは当面は安心して働くことができます。その魅力に駆られて試しに請け負ってみようと考えるエンジニアも多いものの、初めてSNS開発の案件を選ぶときには準備が必要だと感じるケースがほとんどです。
その例として開発言語の学習というのが典型的で、Rubyでの開発経験がないエンジニアは基礎から学んでいるケースが多くなっています。SNS開発ではPHPと並んで主流な言語になっており、RubyとPHPの両方を使いこなせるとかなりの範囲の案件をカバーすることが可能だからです。他の案件で稼ぎながら、独学でRubyを学ぶというのが一般的な傾向です。
一方、スマートフォンなどのアプリ開発を経験しておく例もあります。SNSのユーザーはスマートフォンでアクセスするケースが多いため、ユーザーインターフェースに慣れておく必要があるからです。小遣い稼ぎのつもりで独自アプリの開発をして稼ぎながら学んでいるのが典型的です。
このような準備をせずとも案件を請け負ってから学べば良いと考えるエンジニアもいますが、あまり成功している例は多くありません。
SNS開発ではすぐに運用をしたいというクライアントからの募集が多く、短期間での開発を求められる傾向が強いからです。すぐに取り掛かって完成させる必要があるケースが多いため、請け負う前に準備を整えておくのが重要になっています。